独立リーグという名前は知っているものの、独立リーグがどういったものなのか、通常のプロ野球とは何が違うのか知らない人も多いのではないでしょうか。
本記事では、独立リーグについて詳しく紹介していきます。
独立リーグとは?
日本野球機構(NPB)が運営するプロ野球とは別に、地域などでつくられた組織が独自に試合を開催している野球のリーグ
(出典:コトバンク)
歴史を見てみると、2005年に現在の四国アイランドリーグplusが日本初の独立リーグとして誕生したのがきっかけで生まれました。
当時はアマチュアとして扱われていましたが、2009年からNPBと同じようにプロとして扱われるようになりました。
独立リーグの種類と所属球団
現在独立リーグには以下の4つのリーグがあり、それぞれ球団が所属しています。
- 四国アイランドリーグplus
- 愛媛マンダリンパイレーツ
- 香川オリーブガイナーズ
- 高知ファイティングドッグス
- 徳島インディゴソックス
- ルートインBCリーグ
- 茨城アストロプラネッツ
- 栃木ゴールデンブレーブス
- 埼玉武蔵ヒートベアーズ
- 神奈川フューチャードリームス
- 福島レッドホープス
- 群馬ダイヤモンドペガサス
- 新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ
- 信濃グランセローズ
- 富山GRNサンダーバーズ
- 石川ミリオンスターズ
- 福井ワイルドラプターズ
- オセアン滋賀ブラックス
- さわかみ関西独立リーグ
- 神戸三田ブレイバーズ
- 06BULLS
- 和歌山ファイティングバーズ
- 堺シュライクス
- 北海道ベースボールリーグ
- 富良野ブルーリッジ
- 美唄ブラックダイヤモンズ
- 石狩レッドフェニックス
- 士別サムライブレイズ
- 九州独立プロ野球リーグ
- 大分B-リングス
- 火の国サラマンダーズ
- 琉球ブルーオーシャンズ(リーグ加盟なし)
この内、四国アイランドリーグplusとルートインBCリーグは、2014年より「一般社団法人 日本独立リーグ野球機構(IPBL)」を設立しています。
また、リーグ加盟はないものの、琉球ブルーオーシャンズも賛助会員としてIPBLに加盟しています。
独立リーグとNPBの関係と違い
独立リーグに所属している選手の中で、外国人選手もしくはNPB在籍経験のある選手であれば移籍という扱いでNPB所属球団と契約が可能です。
しかし、それ以外の選手に関しては、ドラフト会議で指名を受けない限りNPB球団に入団することはできません。
独立リーグもプロ野球として扱われているものの、NPBとはやはり違うものとして取り扱われています。
独立リーグ所属選手の給料
プロ野球といえば、年俸制で億を超える給料をもらっている選手もいます。
しかし、独立リーグではNPB所属選手のように高額な給料はもらえず、一般的な会社員と変わらない程度か、それ以下となります。
多くの選手はアルバイトなどをして、生活費を稼ぎながら練習や試合を行っているのが現状です。
NPBから独立リーグへ行った選手と復帰した選手
現在独立リーグの球団に所属する選手の中には、NPB球団を退団して所属している選手も居ます。
2021年独立リーグ球団に所属している主な選手は以下の通りです。(執筆時点で2021年度の選手として公式サイトにて公開されている選手のみ)
- 飯原 誉士(栃木ゴールデンブレーブス)
- 成瀬 善久(栃木ゴールデンブレーブス)
- 片山 博視(埼玉武蔵ヒートベアーズ)
- 由規(埼玉武蔵ヒートベアーズ)
- 伊藤 隼太(愛媛マンダリンパイレーツ)
- 亀澤 恭平(琉球オーシャンズ)
- 比屋根 渉(琉球オーシャンズ)
NPBに1度所属していた選手は、NPB球団から声がかかれば移籍という形で復帰ができます。
また毎年シーズオフに開催される12球団合同トライアウトにも2回まで参加ができるため、NPB復帰を目指して独立リーグに所属する選手も多くいます。
ちなみに、実際に独立リーグからNPBに復帰した選手は以下の9選手のみです。
- 山田秋智親(ソフトバンク→四国・九州IL福岡→ロッテ)
- 正田樹(日本ハム→BC新潟→ヤクルト)
- 金森敬之(日本ハム→四国・愛媛→ロッテ)
- 小林宏之(阪神→BC群馬、信濃→西武)
- 藤川球児(阪神→CHC、TEX→高知FD→阪神)
- 三家和真(広島→BC信濃、石川→ロッテ)
- 岩本輝(阪神→BC福井→オリックス)
- 古村徹(DeNA→四国・愛媛、BC富山→DeNA)
- 歳内宏明(阪神→香川OG→ヤクルト)
独立リーグについてまとめ
独立リーグとは、NPBには属さずに地域などで作られた組織が独自に試合を開催している野球のリーグのことを言います。
NPBとは異なり、給料も低いのですが、NPBへの架け橋として大切な場所となっています。
NPBから独立リーグは行く選手や、独立リーグからプロ入りして活躍している選手もたくさんいるため、プロ野球ファンの方は独立リーグにも注目してみてはいかがでしょうか。
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